Micro layering マイクロレイヤリング
美しさと強さの両立
マイクロレイヤリング専用の
セラミックシステム
イニシャル IQ SQIN Initial IQ SQIN
マイクロレイヤリングに適した製品として開発した、粒子が非常に細かいセラミックスパウダーです。
フレームに対し、各種ステイン材との組み合わせで約0.2mm~最大0.6mmの非常に薄い層で築盛するため、
フレームの厚みを確保でき、レイヤリングの審美性とフレーム強度を両立できます。
イニシャルのマイクロレイヤリング用陶材の 優れた性能
- マイクロ
レイヤリングに
最適化 - 審美と強度を
両立 - オートグレーズ
効果 - ステイン材との
組み合わせで
広がる表現力
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- 専用のフォーム&テクスチャーリキッドで
マイクロレイヤリングに最適化 - SQIN専用に開発されたフォーム&テクスチャーリキッドは、通常の築盛よりも乾きにくく、表面のテクスチャーを再現しやすいように設計されています。
- 専用のフォーム&テクスチャーリキッドで
-
- 審美と強度を両立
- マイクロレイヤリングは、二ケイ酸リチウムガラスセラミックスやジルコニアフレームに対し約0.2mm~最大0.6mmの非常に薄い層で築盛するため、フレームの厚みを確保でき、レイヤリングの審美性とフレーム強度を両立できます。
写真提供:RDT 荒木康成 -
- 真空焼成のみでツヤが出る
オートグレーズ効果 - 追加のグレーズ焼成を必要とせず、真空焼成でもツヤが出ます。グレーズ焼成の工程を減らすことで、より効率的に製作でき表面性状の維持が可能です。
- 真空焼成のみでツヤが出る
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- 各種ステイン材との組み合わせで
広がる表現力 - イニシャル IQ ラスターペースト ONEやイニシャル IQ ラスターペースト(ガムシェード)、スペクトラムステインとの組み合わせで、歯冠部・歯肉部の色調再現のみならず蛍光性やオパール効果も付与した多彩な表現が可能になります。
- 各種ステイン材との組み合わせで
レイヤー各層の 厚み |
平均厚み(mm) | 最大厚み(mm) |
---|---|---|
ラスターペーストONE/ガムシェード | 0.05 | 0.1 |
SQIN | 0.1 | 0.5 |
合計 | 0.15 | 0.6 |
※0.6mmを超える厚みで築盛する場合は、イニシャル LiSiやイニシャル Zr-Fsをご使用ください。

築盛ステップ ※イニシャル IQ SQINの場合
-
STEP01
- LDS / Zrフレーム製作
- フレームを製作をします。(二ケイ酸リチウムガラスセラミックスまたはジルコニア)
-
STEP02
- コネクションファイアリング
- 歯肉部をイニシャル IQ ラスターペースト(ガムシェード)、歯冠部をイニシャル IQ ラスターペースト ONEで色調調整し焼成します。
コネクションファイアリング焼成スケジュール
予熱温度 乾燥時間 真空 昇温速度 焼成温度 係留時間 二ケイ酸リチウム
ガラスセラミックス450℃ 4min Yes 45℃/min 760℃ 1min ジルコニア 450℃ 6min Yes 45℃/min 760℃ 1min STEP03
- SQIN築盛
- 歯肉部・歯冠部ともにSQINを一層築盛し、形態と繊細なテクスチャー、表面性状を付与します。
STEP04
- 焼成
- マイクロレイヤリングにより天然歯に近い色調と形態を再現でき、1回の焼成で美しいツヤと表面性状が得られます。
(写真提供:MDT Stefan Roozen , AU)
SQIN焼成スケジュール
予熱温度 乾燥時間 真空 昇温速度 焼成温度 係留時間 二ケイ酸リチウム
ガラスセラミックス400℃ 8min Yes 40℃/min 740-780℃ 1min ジルコニア 400℃ 8min Yes 40℃/min 750-800℃ 1min ※焼成スケジュールは、焼成炉とその機能に応じた調整が必要ですので、上記は目安とお考えください。